2019-11-06_Windows標準機能でzipファイルが開けない(AES256)

このページで分かること

WIndows標準機能で特定のzipファイルの解凍ができない問題の原因

環境

  • OS: Windows10 v1903

結論と原因

結論としては Windows標準機能はAES256形式で圧縮されたzipの取り扱いはアーカイバーが非対応 でした。

対応としては7zipなどのAES256暗号に対応しているサードパーティ製のアプリを使えば解凍出来ます。

普段は早々に7zipを導入してしまうので、自分の環境では気づかないのですがこのご時世に解凍で困ることになるとは思いませんでした。気づいたきっかけはメールでzipファイルを送った先方から「開けないよー」と連絡がきました。

ファイル破損しているかと、メールに添付されているファイルを解凍してみたら正常に解凍できた為「???」と混乱したので調べました。

状況の整理

  1. WindowsのExplorerからzipファイルをダブルクリック
  2. zipファイルの格納されているファイルが見える(ファイル名も表示されている)
  3. メニューバーからすべて展開を選び展開先を指定し展開しようとするとエラーが発生(詳細はエラーコードを参照)
  4. 空フォルダは作成されるがzipファイルの中身は展開されず……

エラーコード

0x80004005が発生するが、Webを検索してみるとこの事象に対してではなくWindowsの原因が特定できないエラー全般に割り当てられているので参考にならず。

全文は以下。

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予期しないエラーのため、ファイルをコピーできません。
このエラーが再発する場合は、エラーコードを使用して
この問題のについてのヘルプを検索してください。

エラー 0x80004005: エラーを特定できません