2019-06-22_vagrantでベースのboxを作成して起動を速くする

このページで分かること

  • プラグイン関係(VirtualBox Guest Additions)でbox起動が遅くなる際の対処方法
  • baseのboxを作成する方法(エクスポート方法)
  • boxのインポート方法

環境

  • OS: Windows10 1803
  • ミドル: Vagrant 2.2.3

設定方法

設定の流れ

流れとして以下の通りとなります。

  1. 通常起動でGuestAdditionsのインストールと初期構築を済ませたboxを起動
  2. packageコマンドでファイルにエクスポート
  3. エクスポートあれたboxファイルをvagrantにadd
  4. Vagrantfileのconfig.vm.box="hogehoge"をbaseのboxに差し替え

これで起動元はbaseboxになるためGuestAddtionsや初期構築を毎起動ごとにやらなくて済みます。

コマンド詳細

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##c vagrantfileがあるディレクトリで実行
#r os_name="centos7"
#r file_name="${os_name}base"
#r box_name="${os_name}base"
#r vagrant package --output ${file_name}.box
#r vagrant box add --force ${box_name} ${file_name}.box

##c 追加されたかの確認
#r vagrant box list
centos7base        (virtualbox, 0)


##c 補足登録済みのboxの削除方法
#r vagrant box remove ${box_name}

baseboxはマシンパワーのあるデスクトップ機で作成しおけば、出先でモバイルノートしかない環境でもbaseboxから派生させて、すぐに仮想環境を立ち上げることが出来るので便利です。