2018-06-22_UbuntuServerをインストールしてみる
このページでわかること
- ubuntu severエディションのインストール方法
ubuntu server(デスクトップ環境なしのCUIのみ)をインストールしようと思います。 自家製シェルをcrontabで回したいのとこのブログをアップロードするためのhexo & git環境として構築を予定しています。 serverエディションは初インストールだったので備忘も兼ねてメモです。
画像がアップロードできるようになったのでスクショも載せていきます。
環境
仮想環境にインストールします。
- ホスト: Windows10 Pro v1803 (64bit)
- 仮想アプライアンス: VirtualBox v5.2.12
- ゲスト: Ubuntu Server 18.04 (64bit)
対応方法
- VirutalBoxに仮想マシンを追加
- UbuntuServerのインストール
1. VirutalBoxに仮想マシンを追加
VirtualBoxを起動し新規を押下します。
仮想マシンの作成ウィンドウが開くので下記のように設定します。因みに名前にOS名を入れるとVirtualBoxのプリセットから自動的にタイプとバージョンを選択してくれます。自動選択がおかしい場合は手動で項目を変更します。
- 名前: 任意 (今回はubuntuserver)
- タイプ: Linux
- バージョン: Ubuntu(64-bit)
メモリーサイズはcui環境ということもありとりあえずデフォルトの1024MBのままとしました。
ハードディスクですが、仮想マシンで使う仮想ハードディスクを作成します。 新規作成の場合は空の仮想ハードディスクが作成されるので仮想ハードディスクを作成する(C)を選択し作成を押下します。
ハードディスクのファイルタイプはVDIを選択します。Vmwareなどの別形式のディスクタイプもマウントして使えたりしますが今回はVirtualBoxなので特別なことはしなくて良いでしょう。
物理ディスクにあるストレージは可変サイズを選択します。実際にゲスト環境でディスク書き込みあった場合使用したサイズだけホスト側の仮想ディスクファイルの容量も増えます。
容量は/(ルートパーティション)が手狭になるのが嫌だったのでデフォルト10GBを20GBに変更しています。
ubuntuserverを選択した状態で設定を押下し仮想マシンの設定に入りましょう。
ネットワーク設定を実施します。
- ネットワークの項目を選択
- ネットワークアダプタを有効化
- 割り当て: ブリッジアダプター(今回はホストと同じネットワークに参加箚せたかったのでブリッジアダプターにしています)
- 名前: 任意の項目 (共有したいNICを選択してください)
ストレージの設定を実施します。
- コントローラー設定の右のディスクプラスマークを選択しubuntuserverのisoファイルを指定
- 空のディスクは右クリックから割り当ての解除で消しておきます。
ubuntuserverが選択されていることを確認し起動を押下します。
2. UbuntuServerのインストール
この画面でEscキーを押します。
言語選択画面が表示されるので日本語を選択します。 ※ インストールウィザードは結局英語なので意味は薄いのですが……
Ubuntu Serverをインストール(I)を選択しEnterキーを押下します。
起動シークエンスが推移します。文字が高速でスクロールしますが正常動作なので終わるまで待ちます。
インストールウィザードが開始されます。Ubuntu ServerはTUI形式(GUIのような選択できるCUI画面のこと)ですので指示に従い項目を選択するか入力していきます。 言語選択の画面が表示されていますが日本語はないのでEnglishを選択しEnterキーを押下します。
キーボードレイアウトの選択画面です。 デフォルトでJapaneseになっています。今回は標準的な日本語キーボードなのでそのままDoneに合わせてEnterキーを押下します。
※日本語キーボード以外の方は適宜変更してください。
インストール形態の選択画面です。 標準インストールなのでinstall Ubuntuを選択しEnterを押下します。
※MAASはCanonical社が提供しているOSのデプロイツールの一種です。利用したことがないので詳細はわかりませんがもしそれを使う場合は2または3の選択になるようです。
ネットワーク設定の画面が表示されます。 今回はenp0s3というNICが設定されておりIPアドレス等もDHCPで自動割り振りされています。 問題なければDoneに選択しEnterキーを押下します。
プロキシの設定画面です。必要あれば適宜設定してください。 今回は未使用の為、空白のままDoneを選択しEnterキーを押下します。
ファイルシステムの設定画面です。 パーティショニングをUbuntuに任せるならUse An Entire Diskを選択。 パーティショニングを手動で切る場合はManualを選択します。 今回はUbuntuに任せるのでUse AN Entire Diskを選択しEnterキーを押下します。
接続されているディスクが一覧で表示されます。 今回はゲストマシンには1台の仮想ディスクしか設定していないので1台のみ表示されています。 インストールするディスクを選択しEnterキーを押下します。
作成するファイルシステムの詳細が表示されます。今回は/(ルートパーティション)に20GB割り振ります。 問題なければDoneを選択しEnterキーを押下します。
ディスクをフォーマットするけど良いですか?の確認画面です。 今回は新規インストールなので元々からですが既存のデータがあるディスクの場合は注意してください。 Continuを選択しEnterキーを押下します。
ユーザー情報の設定画面です。項目に従い設定してください。
- Your Name: ユーザー情報に登録される名前(ユーザー名ではありません)
- Your server's Name: ホスト名
- Pick a username: ユーザー名
- Choose a password: ユーザーのパスワード
- Confirm your password: 上記のパスワードの確認
- Import SSH identity: 設定するとGithubのssh情報などを事前に登録できる
インストール中の画面です。ホストPCのスペックによりますが気長に待ちましょう。
インストール完了の画面です。起動確認をするのでReboot Nowを選択しEnterキーを押下します。
この画面が表示されたら、Enterキーを押下します。 インストールに使用したisoファイルをリジェクトしています。
起動画面です。GUI環境と違い質素です。 ユーザー名とパスワードを入力してログインできる事を確認しましょう。
インストールは以上です。 UbuntuServer特有の設定は別記したいと思います。